20230312渡鹿野島

売春島の話を聞いてからずっと行ってみたかった渡鹿野島に行ってきました。自分用の記録です。

 

船乗り場から見た対岸の様子

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待合所
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船は1組のカップルとおばちゃんを乗せてすぐにきました。

片道200円で渡鹿野島へ行けます。

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到着

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歓迎ありがとうございます。
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海沿いを歩きメイン通りを目指しました。
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メイン通り!
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廃ホテル『つたや』 正面入り口
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つたやの向かい

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つたや系列『パラダイス(スナック)』
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同じくつたや系列『青い鳥(置き屋)』
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建物の後ろにいた猫

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再びメイン通りを歩きます。

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廃旅館や廃スナックが多い通りですね。
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ガラスで店内が見えるのいいわね!

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メイン通りを抜けて、パールビーチまで行ってみます。

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出たな!恋人の聖地!どこにでもあるやつ!
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鍵の少なさに笑った。島で売ってるのかな?持参?
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管理棟に向かって歩いてみる。
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振り返ると廃ホテル『朝潮』がある。
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パールビーチの管理棟近く
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カエルがたくさんいました。
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廃ホテルのほうへ行ってみる。

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出入り口っぽいところが
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これ以上行く気にはならなかったので戻る。弱虫がよf:id:crazykts:20230324011613j:image

プール跡地
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『ワイズ』まで戻り、横の道から裏通りを散策する。

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置き屋の女の子が住んでたと推定されるアパートがたくさんあるけれど、渡鹿野島の全盛期には置き屋の女の子の部屋だけじゃあ足りなかったみたいですね。

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神社ハッケソ!ここも物々しい空気を感じ、行く気にならなかったので通り過ぎました。
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ちょうどお昼時でしたが行きませんでした。
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坂を下るとスナック!
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戻ってきてしまいましたわ。

こちらの「再会」は平成二十三年の渡鹿野レポに女の子のレベルが高いと書かれていた店。
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今度はつたやがあるところから反対の方向に歩いてみます。

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こちらにも廃スナックあるのね〜。
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ゴミを食べるカエル
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ブイアートがたくさん現れてビックリした。
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パールビーチのカエルの作者だろ。
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『はいふう』という大きなホテルの裏の道を行きます。
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散策終了。船着場まで戻ります。
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船着場の写真は撮るの忘れていました。

帰りの船も待合所で少し待てばすぐきました。5分もかからないくらいで対岸に着きます。

 

対岸に寿屋のガレージが数棟あるのですが、ここのシャッターアートもなんだか凄かった。

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おわり。

 

 

島の歴史に興味がある方はこちらを読んでから行くことをお勧めしますわ。

 

 

こちらは渡鹿野島を舞台とした小説。とても面白かったのですけれど、具合が悪くなりましたわ。

 

最近時間を見つけてはフランク・オコナ―のFirst Confessionの和訳をしてます。

適切でないとは思いますが、自分の為に3段落目まで訳したものとコメントをのせときます。

 

 

 すべての災難の始まりは、ぼくのおじいちゃんが亡くなって、おばあちゃん―ぼくのお父さんのお母さんと―同居をしたことだった。順調な時でも、一家の関係には緊張があったが、問題をより悪くさせたのは、ぼくのおばあちゃんは本物の田舎者で、街での生活にまったく馴染めていなかったことだ。おばあちゃんは太っていて、老いた顔はしわくちゃで、そしてお母さんが物凄く怒ったことに、家を裸足で歩き回ったのだった。おばあちゃんは「ブーツはわたしを不自由にさせるんだ」なんて言っていた。食事(原文はFor dinnerだったけど、夕食ではなくメインの食事という意味なはず)の時には、ジョッキ一杯のポーター(イギリスの黒ビールのこと)と、鍋いっぱいのじゃがいも、そしてたまに塩漬けのタラ(イギリスでsalt fishと言えばタラ!)を食べていた。おばあちゃんはテーブルの上に直接じゃがいもを注ぎだし、フォークのつもりで(by way of ~)指を使って、大いに味わいながらゆっくりそれらを食べた。

 さて(文頭nowは話題の転換)、一般的に女の子は気難しいと思われてるし(butだが逆説じゃないのでandで訳した)、ぼくもそのことから最も被害を受けていた一人だった。ぼくのお姉ちゃんのノラは、おばあちゃんに媚びて毎週金曜日に引き出される老齢年金からペニーを得ようとしていたのだ。ぼくにはそんなことできなかった。ぼくは正直すぎたし、それがぼくの悩みだった。それと、ぼくがビル・コネルという特務曹長(the sergeant-major)の息子と遊んでいた時、おばあちゃんがショールの下からビールのジョッキを(隠せず)突き出して道を上がっていくのを見て、ぼくは恥ずかしくなった。ぼくは彼が家の中に入らないよう言い訳をした。家に入ったらおばあちゃんがぼくたちに何をするか全くわからなかったからだ。 

 お母さんが仕事に行っていて、おばあちゃんがご飯を作ったとき、ぼくはそれに手を付けなかった。ノラはぼくに食べさせようとしたが、ぼくは自衛のためにパン切りナイフを持ってテーブルの下へと隠れた。ノラは怒っているというふりをして(もちろん、彼女はそうでは(怒って)なかったが、お母さんは彼女のことをお見通しだったので、グラン(おばあちゃん)の見方をした。)ぼくを追いかけてきた。ぼくはパン切りナイフを手に応戦し、その後彼女はぼくを一人にした。お母さんが仕事から帰り、ぼくの夕食を作るまで、ぼくはそこに立てこもり続けた。だけど、お父さんが遅れて仕事から帰ったとき、ノラはショックを受けたような声で「ねえ、パパ。ジャッキー(ぼくのこと)ったら夕食の時に何をしたか知ってる?」と言い、すべてを話しだした。お父さんはぼくをひどくぶって(flaking 19~20Cにアイルランドで使われたスラング。beatやthrashと同じ意味)、お母さんは仲裁に入った。その後何日もお父さんはぼくと口をきかなかったし、お母さんはノラとほぼほぼ会話しなかった。これも全部あの老婆のせいで!誰も知らないだろうけど(God knows)、ぼくははらわたが煮えくり返るところだった。 

 

of course, but she knew Mother saw through her, so she sided with Gran

 3段落目の括弧の中、お母さんが何をお見通しなのかわからない……。

国後②

国後島2日目。デジカメのバッテリーが切れちゃって途中から写真が殆どないです。ごめんなさい...…。

 

友好の家での朝ご飯。

ごはん、パン、お魚の味がするコロッケみたいな料理……。

最悪でした!

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午前は2つのグループに分かれて国後にある図書館、中学校、博物館を視察しました。

 

地区図書館

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入り口に貼ってたポスター。

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気になって翻訳かけてみたら、サハリン州70周年のポスターみたい。

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カメラのバッテリーが心配で、少しだけしか撮ってないけど、廊下には国後島の写真や絵が展示されていました。

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図書館の職員の方に案内していただきました。

好きなロシア人作家いるかって聞かれてナボコフを答えた記憶。

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チェーホフコーナー

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ロシア語で書かれている日本文化についての本だったり、日本の小説だったり。

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他にも児童書コーナーだったり、ゴローウニンコーナー等が。

ゴローウニン、コーナー化するほど書籍あるんだ。

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次に古釜布中等学校へ。

学校の外観

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入り口すぐの廊下

案内してくれたのは副校長の女性。物理の先生もしているそう。

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学校の食堂

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体育館

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体育館は窮屈に感じましたが、外に広い運動場を建設しているらしい。9月に完成予定だとか。

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窓から見た運動場

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音楽室へ

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次に情報の教室へ。PCが28台ありました。

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外国語を勉強してるか聞いたら英語の勉強してるよとのこと。

へ〜、敵国言語勉強してるんだ〜とか思っちゃった。

廊下は殆ど壁が水色

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生徒が描いた絵があるところも。

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つづいて博物館へ。

建物は図書館のすぐとなりにあります。

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色々な展示物

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子供達がお絵かきをしていた所をお邪魔して、折り紙を教えることに。

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つづく

国後①

 ひいおばあちゃんがもともと北方領土出身で、わたしは元島民3世です。

毎年訪問事業があることは知っていたけれども都合が合わず、今回初めて国後島に行ってきました。

ツイッターにアップロードするには画像が多かったので、久しぶりにブログを使います。

 

根室から出航の様子。

テレビカメラを向けられながらえとぴりか(北方四島交流事業に使用する船)に乗船しました。

訪問団員には、わたしと同じように元島民○世の方やそのご家族、ロシアについて勉強している学生、テレビ局の人間、議員や市長、そのほか通訳さんなどがいました。

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えとぴりかの中の様子。

食堂

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部屋の中

今回は国後訪問団と択捉訪問団がいて、択捉の方は上陸せず、船で寝泊まりしてたらしい。

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船から見た国後。

建物が外国っぽーい。カラフルだなあと思った。

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港に着いたあとは暫く撮影禁止を言い渡され、若干の緊張が走りました。わたしが見た限りヤバそうなものはなかったけど。

 

現地民のオジサンの車で国後の宿泊施設「友好の家(所謂ムネオハウス)」へ向かいました。

 

ムネオハウスでの歓迎の儀式の写真

パンをちぎって塩につけて食べる儀式。フレープ ダ ソーリっていうらしい。

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ムネオハウスの外観内観

議員とかお偉いさんは2階の個室を与えられ、わたしのように身分の低いものは8人部屋に押し込められました。

外には野良猫がいたけど写真は撮れませんでした。

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1日目の夕食。

チキンカツ、じゃがいも、黒パン、サラダ、ブリヌィ(クレープみたいなの)、ベリーのジュースがでてきました。

全体的に水分が足りなかったけど、味はまあまあ美味しかった。

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食事後は、再び現地のオジサンの車に乗って島内散策。

国後島民は大体古い日本車に乗っていました。

 

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中心部の道路は舗装されてたけど、なんにもないような所だと砂利道。

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ロウソク岩

名所らしい。どうやって出来たのか聞けばよかった。自然ですとか言われそう。

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1日目の散策はこれだけでした。

出航前日の事前説明・自己紹介の会で「勝手に一人行動をすると最悪殺されるぞ〜」と脅されていたので大人しく過ごしました。

 

ムネオハウスに戻ったあとは、日本から持ち込んだお酒で宴会をしました。

わたしは何も持ってきてなかったのですが、他の訪問団員にビール、ワイン、日本酒など色々頂いちゃいました。

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つづく