国後①
ひいおばあちゃんがもともと北方領土出身で、わたしは元島民3世です。
毎年訪問事業があることは知っていたけれども都合が合わず、今回初めて国後島に行ってきました。
ツイッターにアップロードするには画像が多かったので、久しぶりにブログを使います。
根室から出航の様子。
テレビカメラを向けられながらえとぴりか(北方四島交流事業に使用する船)に乗船しました。
訪問団員には、わたしと同じように元島民○世の方やそのご家族、ロシアについて勉強している学生、テレビ局の人間、議員や市長、そのほか通訳さんなどがいました。
えとぴりかの中の様子。
食堂
部屋の中
今回は国後訪問団と択捉訪問団がいて、択捉の方は上陸せず、船で寝泊まりしてたらしい。
船から見た国後。
建物が外国っぽーい。カラフルだなあと思った。
港に着いたあとは暫く撮影禁止を言い渡され、若干の緊張が走りました。わたしが見た限りヤバそうなものはなかったけど。
現地民のオジサンの車で国後の宿泊施設「友好の家(所謂ムネオハウス)」へ向かいました。
ムネオハウスでの歓迎の儀式の写真
パンをちぎって塩につけて食べる儀式。フレープ ダ ソーリっていうらしい。
ムネオハウスの外観内観
議員とかお偉いさんは2階の個室を与えられ、わたしのように身分の低いものは8人部屋に押し込められました。
外には野良猫がいたけど写真は撮れませんでした。
1日目の夕食。
チキンカツ、じゃがいも、黒パン、サラダ、ブリヌィ(クレープみたいなの)、ベリーのジュースがでてきました。
全体的に水分が足りなかったけど、味はまあまあ美味しかった。
食事後は、再び現地のオジサンの車に乗って島内散策。
国後島民は大体古い日本車に乗っていました。
中心部の道路は舗装されてたけど、なんにもないような所だと砂利道。
ロウソク岩
名所らしい。どうやって出来たのか聞けばよかった。自然ですとか言われそう。
1日目の散策はこれだけでした。
出航前日の事前説明・自己紹介の会で「勝手に一人行動をすると最悪殺されるぞ〜」と脅されていたので大人しく過ごしました。
ムネオハウスに戻ったあとは、日本から持ち込んだお酒で宴会をしました。
わたしは何も持ってきてなかったのですが、他の訪問団員にビール、ワイン、日本酒など色々頂いちゃいました。
つづく